不動産トラブル

賃貸物件のご相談は、貸主、借主いずれの立場からも相談できます。
「不動産の取引、登記で揉めている」といった問題は、協力関係にある司法書士その他専門家の意見を聞くことも可能です。

境界・近隣トラブル

境界問題

土地の境界問題には、建物を境界付近に建てられて困っている、工事をするのに隣地を使用したいなど様々なケースがあります。また、他人の所有する土地上に建物が建って眺望が侵害されてしまった、日照権における問題もあります。

近隣問題

近隣、ご近所の方とはトラブルは避けたいものですが、なかなか簡単にはいかないもの。何かと迷惑をかける隣人がいれば近所のトラブルに巻き込まれることも 少なくありません。騒音や振動の問題、私道や隣地通行の問題、家の中から監視しているなど、問題は多種多様で、個人での解決が難しいケースもあります。
近隣問題の解決方法は問題により様々な方法があるため、どういった問題で困っているかを明確にする必要があります。

借地借家

借主からの相談1

Q.
借家人の家賃の滞納が1年以上にわたっている。契約解除をして、退去してもらいたいのですがどうすればいいでしょうか?

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先生

A.
時間、費用的なものを考えれば、交渉による解決が最善策といえるでしょう。しかしながら、交渉しても専門家でないと、訴訟・執行という手段がとれないため、明渡をすんなりしてくれないのが現状です。そこで、賃貸者に代わり弁護士が交渉し、解決へと導きます。
弁護士の交渉でも、解決が困難な際は、訴訟・執行等の手続をとります。

借主からの相談2

Q.
家を借りていたが、解約通知が突然きた。転居先がすぐにみつかるわけではないので、困っています。

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先生

A.
借家契約を何の理由もなく突然解約することはできません。解約の理由をまずは明確にしてもらい、それが正当なものか法律的な観点から判断する必要があります。また、場合によっては明渡しに際して、立退料の支払いを求めることも考えられます。
Q.
借家を引き渡したら、フローリングの張り替えや畳の張り替え費用など膨大な金額を家主から請求された。

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先生

A.
借家を引き渡す際の原状回復費用に関しての紛争は急増しています。原状回復費用の査定には、一定の基準があり、判例などによりその基準が構築されています。この基準では、損耗には通常損耗と特別損耗に分類でき、フローリングや畳の損耗の分類も必要となります。また、実際の費用の査定は、月日の経過による価値減少の考慮も必要となります。

取引・登記

不動産の取引(売買)に関するトラブル

不動産取引のポイントとは?

1不動産会社のチェック

信頼できる業者なのかどうかは一番初めに確認しましょう。

2不動産登記簿のチェック

取引する際は、不動産の状況や権利関係に関する事項などの情報が記載されている、最新の登記簿を確認することは必須です。

3不動産のチェック

不動産に対する規制は、建物の建替時の接道要件の確認や、建ぺい率など意外と多く存在します。
また、近隣住民はどのような人なのか、今後開発が予定されている地域かなどの住環境の確認もしておくといいでしょう。

4契約書のチェック

不動産取引の契約書は不動産業者が主導で作成されているので、はじめて目にする契約書にいきなり署名押印するのは非常に危険です。専門的な用語が多様されている為、説明を受けたとしても理解が難しい点もあります。
少しでも疑問に思うことがあれば、理解をきちんとした上で契約をしましょう。

契約書に疑問点があれば、弁護士にご相談ください。

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